母は、私の花嫁姿を見たいと言いながら花嫁姿を見ず他界しました。東京オリンピックの年の暮に私22才主人26才で結婚しました。あれから50年の間には、荒波大波や小波をいくつも乗り越えた事か。舅75才姑100才は私の手を握り感謝しながら他界したのが昨日のように思い出されます。昔息子達の前で「私も一度でもよいからウェディングドレスを着てみたいなあ…」と言った言葉を覚えていたのでしょうか「お母さんいっしょに来て」とこちらのスタジオへつれてこられ、すばらしい写真を写して頂きました。夢のような…嬉しいやらちょっぴり恥ずかしいやら…金婚式記念写真になりました。主人は「二度惚れなおしたよ」と笑っております。良き息子達、嫁達に恵まれ「お母さん、お母さん」と大事にしてくれ、私の胸の中には宝物がいっぱいつまっており「私は世界一の幸せ者だ」と感謝しております。